キャリア違約金1000円に値下げ、認知度は?
スマホ修理ジャパン渋谷店です。
携帯電話キャリアの解約違約金が、9,500円から1,000円に変更される法案が話題となっていますが、調査会社の方で、どれだけのユーザーが認知しているのか調べた結果が公開されました。
法案自体は今年の10月に開始される見通しですが、この内容がどれくらいの人が知っているのか、その内容を今回はご紹介しようと思います。
「携帯電話の違約金1,000円」認知度は75.4%〜MMD研究所
違約金引き下げの認知度は75.4%
今までのキャリアの契約上、2年以内の解約に対しては、「9,500円の違約金の支払い」が一律で決まっていました。
この違約金が影響して、ユーザーの縛り付けの要因となっているのではないかという事で、見直しが行われ、「一律1,000円に値下げする」法案が有識者会議で提示され、今年の10月にか本格的に導入されるとされています。
この件についてMMD研究所がスマートフォンを所有する18歳~69歳の男女642人を対象に2019年6月20日~21日の期間で「携帯電話の違約金に関する調査」を実施したところ、「聞いたことがあり、内容を知っている」が41.0%、「聞いたことはあるが内容は知らない」が34.4%で、合わせると認知度は75.4%ということがわかりました。
内容まで知っているユーザーの方が4割を占める結果になりましたが、聞いたことはあるが詳細を知らないという割合はまだ3割以上もいます。
認知度は7割以上ですが、詳細まではあまり認知されていない結果になりました。
解約違約金が安くなっても乗り換えるユーザーの割合
次に行われたのが、違約金が1,000円になっても現在利用している通信会社を変更するかという質問に対した調査結果では、「具体的に乗り換えたい通信会社がある」が5.6%、「具体的に乗り換えたい通信会社はないが検討する」が14.6%となりました。
違約金が安くなってもすぐに乗り換えるかどうかに対しては、全体の5%程度にしか達しませんでした。
検討するユーザーを含めても2割程度で、すぐに乗り換えをするユーザーはそれほど多くないので、違約金が安くなっても、乗り換えよう!という意識になるわけではなさそうです。
乗り換えるとしたらどこのキャリアにする?
最後に、乗り換えるとしたらどこのキャリアにするかを質問したところ、「楽天モバイル」が43.1%と最も多い結果になりました。
次に「Y!mobile」が26.9%、「au」が23.1%です。
乗り換えるキャリアでは、格安SIMでも人気を誇り、今年10月から第4のキャリアになる「楽天モバイル」が1位になったという事は、10月に法案が本格的に導入されれば、今よりも楽天モバイルに流れる乗り換えるユーザーで増加するかもしれません。
意外にもauが3位に入りましたが、docomoがこの調査ではランク外になってしまったのは驚きです。(あまりdocomoは人気ない?)
因みに私スタッフDも楽天モバイルに乗り換えようと検討してます(;^_^A
10月まで3ヶ月程に迫り、各キャリアでは、新しい価格設定を検討している最中です。
楽天モバイルの価格が、従来のキャリアの価格よりも大幅に安くなるのであれば、docomo・au・Softbankの価格帯が大きく値下げしてくるのは必至でしょう。
どれほど安くなるかは未知数ではありますが、今回の結果を見ると、ぞれぞれのキャリアのユーザーが解約して他のキャリアへある程度は乗り換えてしまう可能性は高いと感じました。
プランの値段が安くなるのは良いのですが、注意したいのは、しっかりとプランの内容をしっかり確認しておかないと、思わぬ落とし穴にはまる可能性もあります。
皆様も料金プランの内容は必ず深く熟読して気を付けてください(;´∀`)
引用記事 : iPhoneMania