iPhone の人気が薄れてる・・?
スマホ修理ジャパン渋谷店です。
日本のiPhone普及率は、世界の中でもダントツの1位です。
アメリアは日本の次に普及しているという結果から、日本人がどれ程iPhoneに依存しているかが分かります。
では世界シェアでみてiPhoneはどれ程のユーザーが使っているのでしょうか?
調べてみたら、なんとiPhoneのシェア率は徐々に落ち込みつつあるという事が分かりました。
各国でのOS毎のシェア率
日本では絶大な人気を誇っているAppleのiPhoneですが、世界シェア率で言えば、まだまだandroidOSに負けています。
日本でのシェアは60%以上あるという結果が出ていますが、それ以外の国ではどれぐらいのシェア率が広まっているのか調べてみました。
【 各国のOSシェア 】
国名 | iPhone | Android |
---|---|---|
アメリカ | 53% | 47% |
イギリス | 46% | 53% |
アイルランド | 40% | 58% |
インド | 3% | 90% |
カナダ | 54% | 46% |
ドイツ | 28% | 71% |
中国 | 21% | 77% |
台湾 | 40% | 60% |
韓国 | 27% | 72% |
ロシア | 24% | 75% |
フランス | 28% | 71% |
イタリア | 23% | 75% |
スペイン | 20% | 80% |
ブラジル | 15% | 84% |
タイ | 18% | 82% |
マレーシア | 15% | 84% |
フィンランド | 28% | 69% |
スウェーデン | 52% | 48% |
ノルウェー | 52% | 48% |
オーストラリア | 53% | 46% |
香港 | 45% | 55% |
エジプト | 10% | 90% |
ニュージーランド | 38% | 59% |
アラブ首長国連邦 | 19% | 65% |
シンガポール | 8% | 85% |
日本 | 67% | 33% |
引用記事 : https://www.101010.fun/entry/world-ios-android-share-part1
表を見ている限り、50%以上のシェアを誇っているのは、日本をはじめ・アメリカ・ノルウェー・スウェーデン・オーストラリアの5カ国です。
androidOSよりもシェアが広く、半分以上がiOS端末を使用してるという結果でした。
Appleの本社があるアメリカがiOSを使っている割合が多い事に関しては予想出来ましたが、オーストラリアやノルウェーのシェア率は意外でした。
英語圏や北欧エリアではiOSのユーザーの方がandroidOSよりもユーザー数を上回っており、iOSの方が人気があるようです。
大手スマホメーカーが多い中国や、Samsung本社のある韓国では、圧倒的にandroidOSが群を向いています。今アメリカと中国は貿易戦争でいざこざがあったので、今後はiOSのシェアが下降気味になるかもしれません。
韓国に関してはSamsungのGalaxyが世界でも人気な様に、韓国でも絶大な支持を得ています。
又、韓国メーカーで大手のLGエレクトロニクスもスマホを作っているので、これも国内シェアが高いのも影響しいるかと思われます。
メーカー毎の世界シェアで比較
去年iPhoneXs・XsMax・XRが発売されましたが、これが思いのほか売り上げを伸ばすまでに至らず、端末もiPhone8が一番人気となってしまい、新商品が売れない自体になった過去があります。その後iPhoneXRは大幅値下げを行い、その結果販売台数が伸び始めました。
中国でも同様に値下げを行い少しでも売り上げを伸ばす方法にシフトしました。
今までは値下げをして販売する事が無かったAppleでしたが、売り上げの低迷が株価に響くほど落ち込み、その結果新モデルを早々に値下げに踏み切る事になりました。
又、ヨーロッパなどの市場では、Appleは需要を刺激するために値引きすることが多くなっています。
では、その世界シェアでAppleを見た時に、世界シェアは如何程の物か見てみましょう。
引用記事 : https://jp.techcrunch.com/2019/05/02/2019-05-01-iphone-hard-hit-as-global-smartphone-shipments-continue-nosedive/
SamsungやHuaweiをはじめOPPO等のメーカーに比べてAppleのMarketshareは2018年が15.8%でした。
翌年2019年のMarketshareが12.8%と3%も落ち込んでいます。
Samsungに関して言うと、2018年が23.6%に対して2019年は22.8%と0.8%程度の落ち込みとAppleに比べると小さい数値でした。
iPhoneXs等の新モデルが売れていないのが恐らく影響しているのでしょう。
iPhoneXsはiPhoneXのマイナーチェンジでしかなく、大きなモデルチェンジになりませんでした。iPhoneXRも、iPhoneXの劣化版の様なスペックで、値下げしてようやく売れた印象が強かったです(;^_^A
表を見る限り、Appleは今後もシェア率が下降する可能性が大いに考えられます。
次の新モデルが売れないとAppleにとって大きな痛手になりそうです。
まとめ
iOSユーザーは世界シェアで見ると12%程度に留まっており、まだまだandroidOSのシェアが強い結果でした。
街中を見ても、iPhoneではなくGalaxyやXperiaを使っているユーザーがかなり増えた印象が強いので、日本でも徐々にiPhoneからandroidに機種変している方が多くなってきているのかもしれません。
実際、ご来店されたお客様で、iPhoneからandroidに機種変使用か迷っている方でご相談を頂くケースも少なくありません。
又、最近iOSでの不具合が頻発しているのも影響しているのか、それが原因でiPhoneを辞めてしまう方もいて、メイン機がandroid、サブ機がiPhoneというお客様も増えてきました。
(私スタッフDも同じく・・・・)
もしかしたら、iPhone人気が日本でも落ちているかも?と感じました。
今年の秋の新機種発売がAppleにとってかなり重要なポイントになりそうです。