iOS12へのアップデートが70%を超え
スマホ修理ジャパン渋谷店です!
当店で修理されるお客様の中で、iOS12にアップデートされているお客様が多いです。
近年iPhoneXが発売されて、今年はiPhoneXSやXRと処理速度がより早く精密になってきたApple。
今回の調査会社で調べた結果70%以上のユーザーがiOS12にアップデートしているということが判明したそうです。
iOS12のインストール率が75%超え〜iOS11より
急速に普及したiOS12
2017年9月19日にリリースされたiOS11のインストール率が75%を超えたのは12月17日のことです。iOS12は、今年の9月17日にリリースされましたが、11月28日時点でインストール率はすでに75%に達しており、旧バージョンに比べ、アップグレードが速く進んでいるようです。
調査企業Mixpanelによれば、現在iOS12のシェアは75.05%で、iOS11が19.5%で2番目に多いシェアを占めています。それよりも古いOSは全体の5.5%以下となっています。
iOS12のインストール率が50%を超えたのは10月10日の時点においてです。10月29日にiOS12のシェアは60%を超えました。
iOS12の安定感がアップグレードが速く進む要因か
iOS11は多くのバグやデザイン上のミスが報告されており、安定性が問題とされてきました。iOS12はパフォーマンスに焦点を当てており、特に”旧iPhoneモデルへのインストールでデバイスが生まれ変わったようになる”など、高評価を得ています。
今のところiOS12に重要なバグは報告されておらず、安定感こそがアップグレードが速く進んでいる要因になっているようです。
参考記事 : iPhone Mania
https://iphone-mania.jp/news-234100/
バグの発生が多いiOS12
記事には重要なバグが少ないといった内容ですが、実際重要なバグの発生はあります。
特にiPhone6以降の機種で6s・7・8に発生が見られます。
内容的には以下の通りです。
・起動しなくなった
・電話機能が使えなくなった
・バッテリー消費が多くなった
・タッチ操作ができない
以上の内容でご来店される方が目立ってきます。
ここで個人的に思うのが、CPUであるA11から更に向上したA12チップは、ARアプリ等を楽しむ人にとってはとても快適でスムーズに使える最高の機種かもしれません。
しかし、そうでないiPhoneを使用してるユーザーにとってはアップデートは様々な不具合をも
たらしているのも又事実です。
バッテリー消費はバッテリー交換しても増えたまま??
例えばバッテリー消費が大きくなる問題。
iOSは古いCPUで処理をさせると消費電力が大きくなります。
書き換え処理が終わるまでの間は消費が速いというような記事もありますが、実際修理で交換してみると、消費される量が明らかに増えています。
その為交換しても消費電力は増えたままで、最大蓄電量が増えるだけなので、使用しているときの稼働時間はある程度伸びます。
しかし、消費電力は増えているので既に減りが速い状態に代わりなく、初期の稼働時間は失われています。
厄介なのは、アップデートしないでいた方が良いですが、アップデートしないならしないでセキュリティーが弱くなり、ウイルスに感染してしまう恐れもあるのです。
なので、出来る限りアップデートした方が良いのですが、バッテリーの保ちが悪くなるので、悩みどころです。(いっそ買い替えた方が無難と言えばそうなのですが・・・)
ここの部分はあまりユーザーの中では知られていないのが現状でしょう。
iPhoneXのタッチ不良問題はAppleの無償交換プログラムを活用
iPhoneXでアップデートした後、もしくは、使用していて突然タッチ操作が出来なくなったというお客様もいらっしゃいます。
iPhoneXはAppleがアップデート機種で発売したモデルです。
その為、基盤の構造が今までと違い、液晶も有機ELにしている為、タッチ操作に不具合が生じたのかもしれません。
iPhone6もiPhoneが初めて大幅にモデルチェンジさせた機種であり、基盤構造も変更しました。その後の調査で重大な欠陥が基板上で発覚し「タッチ病」という症状がでました。
今回のiPhoneXも同じような事象で起こっているので、タッチ操作が出来なくなったら、すぐにAppleへ。
液晶モジュール無償交換プログラムを行っているので、是非こちらを利用した方がいいです。
兎にも角にもデータのバックアップはマメに行っておいたほうが良さそうです。