5Gの導入が本格化?脆弱性の問題は?
スマホ修理ジャパン渋谷店です!
今世界では、新規格の通信「5G」が本格的に導入されることで、各国動き始めています。
まずアメリカでは今年5月に5Gのサービスが本格的に開始されるとの発表がされました。
いま日本では「4G」回線がメインで使われていますが、日本国内でも5Gの導入は確定しています。
その為NTTでは、5Gを導入する為に、基地局の開設を今もなお進めている状況にあります。
ですが、この5Gに関しても脆弱性の部分を問題視する声も上がっています。
米国内で5月に5Gサービスを開始と発表
6月までに9都市でスタート
Sprintは現地時間2月25日、今年5月よりまずシカゴ、アトランタ、ダラス、カンザススティにおいて、5G商用サービス提供を開始すると発表しました。ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク市、フェニックス、ワシントンDCにおいても、2019年6月までに5Gサービスが利用可能になるとしています。
LGのLG V50 ThinQ 5Gが最初の対応スマホに
なおSprintの5Gネットワークで最初に利用可能となるのは、MWCで発表されたばかりのデュアルスクリーン搭載スマホ「LG V50 ThinQ 5G」です。追って春には「HTC 5G Hub」ホットスポット、夏には「Samsung Galaxy S10 5G」が利用できるようになる見込みです。
Sprintはまた、同社の5GネットワークサービスがGoogle Fiサービス利用者も使用可能になると発表しましたが、いつから利用可能になるのかという、正確な時期については明言しませんでした。
Verizonも今年前半に開始
米国では、Verizonが2019年前半に、国内30都市以上で5Gサービスを導入すると発表しています。Samsungの5Gスマホ「Galaxy S10 5G」は、まずVerizonの5Gネットワークのみで利用可能となります。
なおT-Mobileも2019年前半に同じく30都市で5Gサービスを開始すると発表していましたが、CNETによれば導入は今年後半にずれ込むとのことです。
新規格の5G事態の性能は、今までの4Gよりもさらに高速で大容量のデータ送信も高速化する画期的な規格になっています。
ですが、その5Gで以下のようなセキュリティ上の脆弱性が指摘されています。
4G、5Gのセキュリティ上の脆弱性が指摘される〜デバイスの通信傍受、位置特定が可能?
パデュー大学とアイオワ大学の研究者が、4Gと5Gネットワークのセキュリティ上の脆弱性を発見しました。米大手4キャリアと世界中のキャリアに影響を及ぼす可能性が指摘されています。
短期間に複数の着信で位置情報の取得できる?
発見されたセキュリティ上の脆弱性の1つは「Torpedo」と名付けられているものです。TorpedoはAT&T、Verizon、T-Mobile、Sprintの米大手4キャリアに影響を与えるとされており、スマートフォンの位置情報をトラッキングできるといわれています。
Torpedoは、キャリアが着信やテキストメッセージを受け取る前にデバイスに知らせるために使用される呼び出しプロトコルの脆弱性を利用するものです。いくつかの電話の呼び出しとキャンセルが短い時間の間に行われると、着信に対してターゲットデバイスに警告することなく呼び出しプロトコルが引き起こされ、攻撃者は被害者の位置情報をトラッキングすることができます。
呼び出しのきっかけがわかれば、攻撃者は呼び出しチャンネルをハイジャックして、呼び出しメッセージを挿入したり、拒否したり、緊急事態宣言のふりをしたメッセージを送ったり、メッセージをブロックしたりすることができます。
200ドルの機材があれば脆弱性を利用可能
研究者たちは、200ドル(約22,168円)の機材があればTorpedoの脆弱性を利用することができると指摘しており、アメリカ国内のキャリアだけでなく、世界中のキャリアが影響を受ける可能性があるとされています。
まだまだ課題が残る新規格
まだ日本では導入まで時間のかかるこの5G規格ですが、この規格まで本格導入されるまでまだまだ時間が掛かります。
ですが、導入されば、今までとは違う通信環境で快適になることは間違いないでしょう。
ただ、このセキュリティ上の脆弱性を解消しなければ、安心して使用できないですね”(-“”-)”
この問題は早急に解決してほしい内容ですから、出来れば早急に解決してほしいですね(;´・ω・)
参考記事 : iPhoneMania