先日、京都府にて大変痛ましい事件があったことは皆様もご存知かと思います。
アニメーション界で、その技術力と丁寧な仕事っぷりが評価され人気アニメを世に送り出し続けていた「京都アニメーション（通称・京アニ）」の建物が放火され、30名以上の死者・30名以上の重軽傷者が出てしまった放火殺人事件。

連日、各TV局のメディアが報道し、何故こんな事件が起こってしまったのか、犯人は何故このような事をしてしまったのか、動機は何なのか。
様々な情報が取りざたされています。

今回の事件に対して、日本のアニメファンだけではなく、中国・フランス・アメリカ等では各国の代表や企業が哀悼の意を表明しています。
その中には、Apple社のCEOティムクック氏も、Twitterにて悲しみのコメントと共に亡くなった方々への追悼コメントをツイートしています。

引用記事　：　iPhoneMania

https://iphone-mania.jp/news-254222/

数々の人気アニメを輩出してきた京アニ

京アニは、今までにも多数の素晴らしいアニメを作り続けてきました。

代表とするアニメは、「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん！」「中二病でも恋がしたい」「響け！ユーフォニアム」「フルメタルパニック」「らき☆すた」「境界の彼方」「氷菓」「FREE」等多数の有名アニメを作り上げてきました。

私スタッフDも京アニの作品をいくつも見てきた一人です。

「涼宮ハルヒの憂鬱」は、長くアニメファンに愛されて続けている作品であり、挿入歌「God knows…」は今なお沢山のアニメファンにカラオケで歌われています。
この作品をあまり知らない人でも、「この曲は知っている」というくらい神曲の中の一つとされており、当時キャラクターが物語の中で演奏しながら歌うシーンは、とても印象的でした。

「けいおん！」は、アニメ好きの方であれば、作品名だけでも知られている程全国的に有名なアニメの一つです。
又、日本のガールズバンドを増やすきっかけにもなった作品で、劇中で歌われる曲は、今もなお愛されている名曲が多いです。
アニメも6作品連続で放送され、オリジナルサウンドトラックも発売されました。
その後、電車やTシャツと、様々なメディアとタイアップが行われ、全国的に雄梅伊奈アニメへと成長しました。
今思うと、「涼宮ハルヒの憂鬱」でGod　Knows…が歌われたあのシーンが、「けいおん！」に活かされていたのかと思うと感慨深い物を思います。

「FREE」がTVで公開された当時は、女性から圧倒的な支持を得て、アニメも第3期まで放送し、ラジオでも多大な人気を誇っています。
DVDやキャラクターソング等も発売され、多くの女性ファンの心を掴んできました。

これらの作品も含めて、京アニのアニメは、TV作品だけでなく、多くは劇場版も作られ、公開当日に多くのファンでフロアが埋まりました。

そんな人気作品を作り上げてきた、未来のアニメ業界を背負って立つクリエイターの方々が失われた事は、アニメ業界にとって、アニメファンにとって、大変悲しく、とても悔やしい思いしかありません。

京アニの作品ファンとして、今回の事件は本当に痛ましく悲しい思いです。

ケガをされた方々の一日でも早い回復と、京アニの一日でも早い復帰を心より願っております。
アニメは日本の宝であり、財産です。
あの素晴らしい作品をもう一度見れるように、京アニの復活をいつでも私スタッフDは待っています。
大した支援はできませんが、個人的に出来る事をやっていく所存です。

iPhoneに内容とは大きく離れた内容ではありますが、個人的な思いで書かせて頂きました。

亡くなった方々へ心からご冥福をお祈りいたします。