今年の秋に始動。2年縛り禁止法案

スマホ修理ジャパン渋谷店です。

 

去年から言われていた、端末の分割払いに対する、「2年縛り禁止」法案。

実施の時期がほぼ確定したという情報が上がって起きました。

 

そもそもの発端は、菅官房長官の「4割以上値下げする余地がある」と言う発言から大きく動き出し始め、キャリアでの「2年縛り」禁止・端末の購入代金の「完全分離の義務化」の法案が、とうとう国会で可決されました。

 

詳しい内容が記事にありましたので、ご紹介しようと思います。

「2年縛り」禁止、「完全分離」義務化の改正電気通信事業法が成立、今秋実施

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「2年縛り」は法律で禁止

改正電気通信事業法は、昨年秋に総務省の有識者会議が取りまとめた「緊急提言」に沿ったもので、3月初旬に閣議決定され、4月中旬に衆議院の総務委員会で可決されていました。

改正電気通信事業法の重要点は、2年間などの定期契約を条件として、新型iPhoneなど高価な端末を割引販売する、「2年縛り」と呼ばれる販売手法が禁止され、端末代金と通信料金の「完全分離」が義務付けられることです。

また、携帯電話の販売代理店が登録制となり、過度な割引販売を行う代理店には総務省が直接、行政指導を行うことが可能となります。

 

境内の販売店舗は、3キャリアのショップ以外でも、家電量販店のショップでも購入する事が出来るのですが、この様な販売店は、キャリアの直営ではなく、主に「代理店」として営業している所が多いです。

その為、販売手法はそれぞれ違っている事が多々あります。

この販売手法で、万一過度な割引を行っている場合は、国から指導が入り、また販売店として営業するには国の認可を得て登録する必要があるという徹底っぷりです。

つまり、2年縛りをまだ行っていたり、端末購入代金の分離化等、方針に沿っていない場合は行政指導が入り、その指導に反した場合は営業禁止にもなりかねません。

今までよりも、販売代理店は、肩身が狭くなるやもしれません。

 

キャリア各社が新プラン発表か

images (2)携帯電話料金については、2018年夏に菅義偉官房長官が「日本の携帯電話料金は高すぎる、4割程度下げる余地がある」と発言して国民の関心が集まりました。

改正法によって義務化される「完全分離」の料金プランは、ソフトバンクとKDDI(au)はすでに導入しています。

「完全分離」で出遅れていたNTTドコモは4月に、家族利用で安くなるのが特徴の新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を6月から提供すると発表しました。

今年秋には、楽天が第4のキャリアとして事業に参入する予定で、「新規参入の楽天は、完全分離義務化の例外になる」との報道もありましたが、楽天の三木谷浩史会長兼社長は「2年縛り」は導入しない方針を明言しています。

今後、改正法が実施される秋に向けて、キャリア各社から新料金プランが発表されるものとみられます。

 

各キャリアで新プランの導入も検討しているとの事で、ユーザーにとっては朗報ですね。

10月から楽天が第4のキャリアになるという事で、価格の競争率が激化する可能性があります。
それに合わせて、各キャリアも価格を合わせてくるかもしれませんね(;´∀`)

 

引用記事 : iPhoneMania

https://iphone-mania.jp/news-247327/

 

 

端末の分割引きとは、そもそも何??

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ご来店されているお客様にも、お話したことがあるのですが、そもそも端末の分割割引とは何なのかをご説明します。

まず、今現状殆どのユーザーがスマホを買い替える、もしくは新規で購入する場合は、端末を分割で購入します。

例えば、端末代が10万円するものであれば、それを2年契約で購入して、24回払いの分割で精算します。
その時に、キャリアでは購入と同時に半分の端末代を半分負担してくれる「月々サポート割引」という割引サービスによって、端末代が半額になり、実質5万で購入したことになります。

 

例 : 端末購入代金 100,000円 ÷ 24回(2年契約) = 4,166円/月

月々サポート適用で半額の負担するので、2,083円/月を毎月支払うことになります。
このサポートがあるからこそ、比較的手軽に機種変更や新規契約が出来るというわけです。

 

月々サポートが全面禁止になるとどうなるか?

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「月々サポート」の割引が消えるので、スマホを購入する際は、100,000円であれば、丸々分割で支払う事になり、購入代金を24回に分割するだけということになります。

つまり、これからは実質携帯使用料金が、毎月値上がりするという概念になります。

 

既存で「月々サポート」が適用されているユーザーは、2年経過するまでは、そのままになるのでしょうが、その契約期間が終わったと同時に「月々サポート」が無くなるので、新しく携帯を機種変した場合、今までより値上がりしてしまう場合があります。

 

新プランを導入するということなので、「月々サポート」がなくなっても、毎月の使用料金があまり変わらない、もしくは少し安くなる程度のプランにはなるかもしれませんが、秋にならないと全貌が分からないので、今の所何とも言えない状況です(;´・ω・)

 

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こういった事態も見据えて、SIMロック解除に義務付けも進んでいます。
携帯を購入する上で、ユーザーがどの方法で契約した方が安いのか、不慣れな人は、混乱してしまうかもしれませんね・・・・

今後も新しい情報が出てきましたら、皆様にご紹介しようと思います(^_-)-☆

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