Huawei 締め出しによる影響続々
スマホ修理ジャパン川越店です。
今世間で注目されている話題としてHuawei問題を取り上げようかと思います。
Huaweiは世界でも売上台数2位まで上り詰めた大手スマホメーカーです。
先日米中の貿易摩擦から貿易戦争へと発展し、中国への関税値上げも行われ、次にはHuaweiのスマホ業界からの締め出し問題が本格化し、各方面に影響が日本を含め、影響しております。
アメリカからGoogleへHuaweiのandroidOSアップデートを非対応に、YouTuber等のアプリが中国国外で使用出来なくなる可能性が高まる等、Huaweiユーザーにとって一大事になってきたこの問題、実は米国でも影響が出てくるかもしれないという予想も浮上しているようです。
Huaweiへの攻撃でダメージを被るのは米企業?
Huaweiは米企業が提供するソフトウェアの使用も不可
「Huaweiへの攻撃には多くの二次的な影響がある」と語るバーコビッツ氏は、最初の影響よりも破壊的な結果が米企業にもたらされる可能性があることを指摘しています。
先週、トランプ政権は米企業によるHuaweiへの技術の提供を差し止める命令を出しました。対象となるのは部品などだけでなく、ソフトウェアも含まれており、Googleは既存のデバイスを除いて、HuaweiのAndroidの最新版へのアクセスを今後禁止する決定を下しました。
これにより、これから発売されるHuawei端末でAndroidが使用できなくなるだけでなく、Googleが提供するGoogle Playストアや、YouTube、Googleマップ、Gmailなども利用不可となります。
発展途上国を中心に中国サービスへと顧客が流れる可能性
Huaweiは中国国内ですでに米企業のサービスの代わりとなる中国製のサービスを使用しています。
今後中国国外で米国製のサービスがHuawei端末上で利用できなくなる場合、Huaweiは中国製のサービスを世界に打ち出していく可能性がある、とバーコビッツ氏は指摘しています。
「Huaweiが検索エンジンとしてBaiduを押し出せば、Googleなどの企業は勢いが弱くなっていくだろう。アメリカと中国の間の貿易戦争が過熱すれば、中国サプライヤーが世界中に拡がっていくだけだ」
Uberの代わりにDidi、FacebookのWhatsAppの代わりにWeChatなど、Huaweiは中国製のサービスを押し出していくだろう、とバーコビッツ氏は推測しています。
発展途上国では何よりも価格が優先される
発展途上国では、デバイスの販売価格が購入の際最も重要となってくるため、Google PlayストアやGoogleの検索エンジンが使用できなくても、顧客はiPhoneやSamsungデバイスと比べて低価格なHuawei端末を購入するだろう、とバーコビッツ氏は述べています。
Huawei、SDカード、Wi-Fi、メモリ標準化団体から脱退
今後はmicroSDカードを使えない
SDメモリカードを共同開発した東芝、松下電器産業(現パナソニック)、SanDisk(現Western Digital)が2000年に設立したSDアソシエーションは、SD標準規格を策定する規格団体です。規格にはSDメモリカードを中心に、各種データを共通に扱えるようにするアプリケーション規格、ホストデバイスの開発を支援するホストコントローラ規格、機能拡張が容易に行えるSDIO規格なども含まれます。
この会員リストから24日、Huaweiの名前が外されました。つまりHuaweiが今後発売するスマートフォンでは、SDスロットを設けることも、microSDカードを使用することもできなくなります。
Huaweiは現行のmicroSDカード対応スマホについては影響がないとコメントしています。
ですが、同社は数年前から自社スマホ、特にフラッグシップモデルについては、microSDに代わり同社独自の規格「NanoMemory」カードを採用している為、SDカードが使用できなくても特段影響がないともされています。
Huaweiに対し吹き荒れる逆風
GoogleによるHuaweiへのサービス供給停止が明らかになってからというもの、日本ではソフトバンク、KDDI、NTTドコモの大手キャリア3社がHuaweiの最新スマホの予約受付停止や発売延期を発表。イギリスでは大手通信キャリアEEのおよびVodafoneが、近く開始する5GサービスからのHuawei締め出しを明らかにしました。
またソフトバンク傘下のARMがHuaweiとの取引停止を発表したほか、アマゾンジャパンはHuawei製品の直販を停止しています。
引用記事 : iPhone Mania
https://iphone-mania.jp/news-248513/
https://iphone-mania.jp/news-248541/
Huawei締め出しによって日本の経済にも影響が?
今過熱している締め出し問題は、アメリカは勿論、日本にも経済圏で影響が出るのは間違いないでしょう。
日本ユーザーでもHuaweiユーザーは多く、最近では、そのコスパの良さから、格安SIMでHuaweiスマホを購入するユーザーも少なくありません。
先日新モデルは購入しても今後使用することは可能ですが、問題はこれから発表されていくであろう新モデルに関しては日本で発売されない可能性が高いです。
それは、キャリアとしても販売台数が落ちてしまう事にもなりかねません。
又、取引停止を続々と決定する企業が出てきており、今後も取引停止の波は続いてくるのではないかと思われます。
ですが、その様な事が続いた場合、日本にも中国から何かしらの制裁が無いか個人的に不安になります(;^ω^)
何かまた動きがあれば随時ご紹介して行こうかと思います。