PayPayでは、クレジットカード不正利用の対策として、2019年1月に3Dセキュアに対応します。また、カード会社にて不正利用が確認された場合は、弊社が全額を補償します。今後もさまざまな対策を講じ、安全・安心なサービスの運用に向けて全力で取り組んでいきます。https://paypay.ne.jp/notice-static/20181227/01/ …
PayPay不正利用対策、3Dセキュア導入
スマホ修理ジャパン渋谷店です。
今年も残り僅かとなりました。
2018年は色とりどりの話題が満載で、当店も沢山の情報をご紹介してきました。
本日は先日「100億円キャンペーン」で大変話題となった「PayPay」で起こった不正利用について記事が上がっていたのでご紹介しようかと思います。
セキュリティーに問題が発覚したPayPayですが、12月27日より、クレジットカードの不正利用対策として、カード会社各社が提供する本人認証「3Dセキュア」機能を新たに追加し、来年1月から対応する事を発表しました。
それとともに、PayPayで不正利用された被害額を全額補償する事も決定されたようです。
PayPay、カード不正利用額の全額を補償、3Dセキュアの本人認証導入
PayPayが3Dセキュア対応を発表
PayPayは、12月4日から開始した利用額の20%を還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」の100億円をわずか10日で使い切るなど、注目を集めました。
しかし、12月11日頃から「身に覚えのないカード利用がある」との報告が相次ぎ、不正に取得されたクレジットカード情報の悪用を防ぐため、PayPayはアプリをアップデートし、クレジットカード情報の入力回数や利用可能額に制限を設ける対策をとりました。
PayPayは、クレジットカードのセキュリティコードを20回以上入力して登録されたケースが13件あったことから、カード情報の入力制限だけでは根本的な対策にならないと判断し、2019年1月から3Dセキュアに対応することを決めた、と発表しています。
カード各社が提供する3Dセキュア
3Dセキュアは、クレジットカード番号の入力に加えて、利用者がクレジットカード会社のWebサイトで登録したパスワードやワンタイムパスワードを使って本人認証を行うサービスで、各社が以下の名称で提供しています。
パスワードは、決済のたびに入力する必要はありません。
- Visa:「Verified by Visa」
- Mastercard:「Mastercard SecureCode」
- JCB:「J/Secure」
- American Express:「American Express SafeKey」
3Dセキュアの利用はユーザーの任意ですが、3Dセキュア利用の有無によって、PayPayでの利用可能上限額に差が生じることになります。
カード不正利用額の全額を補償
PayPayは、クレジットカード会社が不正利用を発見した場合、カード会社から利用者に連絡し、請求停止や返金などの対応を進めているとして、返金額を全額補償すると発表しています。
カード利用者からの申告により不正利用が確認された場合も、カード会社から請求停止や返金などの措置をとり、PayPayがカード会社に補償するとのことです。
PayPayは、カード会社の会員サイトなどで利用明細を確認し、PayPayで身に覚えのないカード利用があった場合、速やかにカード会社に連絡するよう呼びかけています。
今回のカード不正利用では、被害にあった本人がPayPayのサービスを利用していなくても、不正に入手されたカード情報が悪用されていることが確認されていますので、PayPayを使っていない方もクレジットカードの利用明細を確認することをお勧めします。
参考記事 : iPhoneMania
https://iphone-mania.jp/news-236330/
PayPay不正利用による被害額は???
不正利用によって一体どれだけの被害額が出ているのかは公表されていません。
ですが、今回の不正利用の原因は「クレジットカード」の不正登録、いわばクレジットカードの情報が洩れてしまい、更にはセキュリティーコードの入力が無限に入力できる事から始まりました。
通常セキュリティー上でコードを何回も間違えた場合に入力不可になるか、カードが使用出来なくなる等の対策がなされている場合が殆どです。
ですが、PayPayではその上限が設けられていない為に、何度も入力しても弾かれることはなく、無限に入力が出来てしまう為、クレジットカードの番号さえあれば、コードは無作為に入力してしまえば必ず使用できてしまうのです。
これを悪用された訳ですね。
なんとも恐ろしい事ではあります・・・・
今回PayPay側で対策に乗り出し、被害額は全額保証という形で進んでいますが、電子マネーの恐ろしさを痛感した出来事ではないでしょうか?
今後は二度とこのような事件が起こらないようにセキュリティー強化を進めてほしいですね。