防水レベルのIPって何???
スマホ修理ジャパン渋谷店です!
本日は最近スマホでも増えてきた防水タイプが増えております!
ですが、防水スマホのスペックを見ると「IP67」「IP68」という文言があるかと思います!
そこで、このIPってなんだ?の疑問にお答えしようかと思います!
IPとは何ぞや???
IP規格(防水・防塵規格)とは、IEC(国際電気標準化会議)によって定められた規格の指標です。
JIS(日本工業規格)でも採用されており、防水・防塵の性能レベルを数字で表す規格になっています。
IP○○の数字にはそれぞれ意味がある
IPの後ろには数字の2桁が明記されているかと思います。
これはそれぞれ意味をなしていて、例を挙げてiPhone7の防水レベル「IP67」で解説しましょう!
IP67の6の意味
この指標は数字部分の1桁目が埃等の異物の侵入に対する保護の度合いを0から6の7段階で分けられます。
「0」は無保護から「6」の耐塵性まであるのですが、数値が上がれば上がる程、内部に侵入する塵やゴミをどこまで防ぐ事が出来るのかを表しています。
このIP67で言うと、最高レベルなので、内部に粉塵等のゴミの侵入を防ぐ事を意味します。
IP67の7の意味
2桁目の数字ですが、これは水に対して内部への浸入に対する保護の度合い表しています。
数値は「0」の無保護から「8」の完全密閉状態の9段階で構成されています。
数値が上がれば上がる程、深度・水が掛かる角度・どれぐらいの水の強度に耐えられるかを表しています。
このIP67で言えば。「7」の数値なので、《 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響をうけない》という意味になります。
以上がIP規格(防水レベル)の関しての内容です。
IP等級をみてスマホを購入する判断材料にするのも一つの手段ではあります。
IPの数値が高くても要注意
一言で申し上げますと、IP規格はあくまで参考程度にしかなりません!(特にスマホは)
IP規格がどんなに高くても、IP67のiPhoneXは水没します!(修理事例あります)
同じIP規格のiPhone7やiPhone8でも同じことです!
最高規格IP68のiPhoneXSでも海やプール等に浸水させれば水没します!!!
あくまでも指標なので、それを忘れないで置いてください!!!
水辺での使用はいくら防水レベルが高くても要注意です!!!!(# ゚Д゚)