新型iPhone、有機ELディスプレイはまたもSamsung製か!?
スマホ修理ジャパン渋谷店です。
次期iPhoneの発売日が9月中旬の噂が濃厚になってきた昨今、注目のiPhoneのディスプレイが前回と同様、Samsung製の有機ELディスプレイを採用する可能性があるという噂が上がっています。
Samsung製有機ELディスプレイは、iPhoneX以降から採用されています。
Appleだけでなく、GoogleやXperiaでさえSamsung製です。
しかし、今回採用されるであろう有機ELディスプレイは、Samsung製ではありますが、採用されるのは、Galaxynote10やGalaxy S10に使用されているディスプレイを使用するとの事です。
次期iPhoneはGalaxy S10やNote10と同じ?
iPhone XS/XS Maxは専用のOLEDパネルを使用
同メディアによれば、AppleはiPhone XおよびiPhone XS/XS Maxでは、特注した専用のOLEDパネル素材、コード名「LT2」を使用しています。
要は、iPhoneXs・XsMax専用に特注させた物という事です
しかし、次期iPhone(iPhone11)についてはXs専用パネルの様な特注素材を使用せず、Galaxy S10とNote10と同じパネル素材「M9」を採用するのではないかと言われています。
つまりGalaxy S10およびNote10と、次期iPhoneのディスプレイ性能はほぼ同じということになります(OLED搭載モデルについては)。
ほぼ同じ性能という事は、デザインに関しても似たような構造になるのでしょうか?
OLEDの質向上やコストが理由か
記事にはAppleが特注パネル素材の使用を止めた理由は書かれていませんが、米メディア9to5Macは、Samsungのパネル素材の質が全体的に向上し、特注する必要がなくなったためではないかと推測しています。またコストなどの理由もありそうです。
iPhone向けOLEDパネルについては今年6月、AppleのOLEDパネル購入枚数が当初の契約よりも少ないとして、Samsung DisplayがAppleに対し違約金の支払いを要求しているとの報道がありました。
現在も独占状態にあるSamsungの有機ELディスプレイ
今有機ELディスプレイの市場は、スマホではSamsung、その他ではLGが独占している状態です。
そもそもディスプレイはその大きさで得意分野が分かれると言われています。
Samsungは大型の有機ELに関しては、LGより得な分野ではありませんが、スマホの様な小型のディスプレイを得意とされています。LGも同じ理屈です。
現在も他社では、自社開発でスマホの有機ELディスプレイの開発が行われていますが、その開発が上手く行かないのか、未だにSamsung製のディスプレイに頼る状況になっています。
それほどSamsungの技術力は世界でトップレベルという事です。
ですが、韓国と日本の貿易戦争と化しているこの状況で、Samsungが万一でもディスプレイ開発もしくは輸出等が出来なくなってしまった場合、スマホ業界にも大きな打撃を受ける可能性があります。
それと同時に、Appleの次期iPhoneの生産にも影響があるやもしれません。
それほどの需要がある有機ELディスプレイをSamsungが独占している状況ですので驚異的ですね。。。。
今後もSamsungのOLEDは、まだまだ需要が高まりそうな予感がします。
引用記事 : iPhoneMania