学校にスマホ持ち込み解禁へ
スマホ修理ジャパン渋谷店です。
とうとう東京都教育委員会で、学校へのスマホ持ち込みが解禁になりました。
今まで賛否両論で、話題となっていましたが、ようやく承諾されたそうです。
最初は、大阪でスマホの持ち込みが解禁されました。
東日本大震災以降、災害時の緊急連絡先として、子供と連絡が取れなくなるのが困る等の意見があり、持ち込み出来る様になった経緯があります。
東京都は、これに追随するよう形になりました。
詳しい内容を見てみましょう。
東京都の学校で生徒によるスマホの持ち込みが解禁に
災害時に連絡手段が必要と保護者が要望
生徒がスマホや携帯電話を学校に持ち込むことを一律に禁止する、平成21年の都教育委員会からの通知が廃止されました。
今後都立学校では、ルール設定は各学校にまかされ、事実上のスマホの解禁となります。
市区町村立の学校は、それぞれの教育委員会が判断します。
今回、スマホの学校への持ち込みが解禁となった背景には、地震などの災害時の安否確認にスマホが必要であるとの要望が保護者からあったことがあります。また、学校での通信端末を使用した授業の実施も想定されています。
LINE株式会社が平成29年に公開した「青少年のネット利用実態把握を目的とした調査」によれば、平成28年時点で東京都の高校生の96.3%がスマホを所有していたことが明らかになっており、いざというときに子どもに連絡する手段としてスマホが優れたものであることは間違いないと言えます。
引用記事 : iPhoneMania
https://iphone-mania.jp/news-251449/
一番懸念されるのは「LINE等のSNSを使ったネットいじめ」
今回の解禁理由として、「災害時の緊急連絡先」が大前提にあります。
もちろん、授業中に使用したり、常に休み時間に使用する事を許されている訳ではなく、
あくまで、緊急連絡先として持ち込みを解禁です。
しかし、子供たちは持ち込みOKとなって、喜んでスマホを持って登校してくると思いますが、一番心配なのが「ネットいじめ」による問題です。
昨今グループLINEのいじめや、Instagram等のSNSを使ったいじめ問題が多々ありました。
それによる自殺者も発生している事もあり社会問題に発展した事もあります。
保護者の要望で解禁になったとはいえ、学校側の管理を徹底しないと更なる問題を引き起こす危険性もあります。
どう対応するかは学校側に一任されるので、まだまだ不安要素は消えなさそうです。
ちなみに、フランスでは、15歳以下の児童のスマホ使用は全面禁止されています。
どちらが良いのかグレーな部分はありますが、災害時の事を考えれば持たせていた方が、位置情報も確認出来るので、解禁になって良かったのかもしれませんね。
とにかく、子供達がいじめで苦しまないように、しっかりと学校側は管理して未然に防いでほしいと切に願います。