新型iPadPro分解レポート。iFixitが公開!
自分たち修理屋も新機種が出るたびにお世話になっているiFixitというサイトで、
早くも新型iPadProの分解レポートが公開されました。
Apple製品などを分解し、修理しやすさの評価をつけることで知られるiFixitが、発売されたばかりの11インチiPad ProとApple Pencilの分解レポートを公開しています。
スピーカーは合計8個搭載
まずRetinaディスプレイを外すと、4個のウーハーと4個のツイーター、合計8個のスピーカーが現れました。スピーカーとロジックボードカバーを外し、のりづけされたロジックボードを丁寧に取り出します。
ロジックボードにはA12X Bionicチップ、東芝製の64GBフラッシュストレージ、合計4GBのMicronのRAM 2個、NFCコントローラ、AppleのWi-Fi/Bluetoothモジュール、Broadcomのタッチスクリーンコントローラ2個、Texas Instrumentsのパワーコントローラなどが搭載されています。
バッテリー容量は昨年モデルより小さい
続いてバッテリーです。2017年モデルの10.5インチiPad Proでは、それ以前のiPadのバッテリーが引っ張って外す方式の接着テープで固定されていたのに対し、バッテリーがのりづけされていました。しかし新iPad ProのU字型のバッテリーでは、再びこの接着テープが復活していることがわかりました。
これで今年のiPad Proのバッテリーは比較的簡単に取り外せる、と思えたのもつかの間、バッテリーの左側はしっかりのりづけされていました。
バッテリー容量は29.45Wh、7,812mAhです。2017年版10.5インチiPad Proの30.8Wh、8,134mAhよりも小さくなっています。
Face IDコンポーネント、基本はiPhoneと同じ
次は新iPad ProでiPadとしては初めて導入されたFace IDの部品です。iFixitによれば、基本はiPhone X以降のiPhoneに搭載されているハードウェアと同じで、若干フォームファクタが異なるだけとのことです。
スピーカーを外し、Apple Pencilの充電ボード、USB Type-C(USB-C)ポートへと移ります。なおこのUSB-Cポートは、これまでのiPadのLightningポートのようにロジックボードにはんだ付けされておらず、交換可能となっています。
引用元 https://iphone-mania.jp/news-232831/
年々Appleの技術は向上しており修理も難しくなってきています。
今回の新型iPadProの修理難易度は10段階中レベル3(レベルが低いほど難易度が高い)
となっており非常に難しい作業となるようです。
ご購入を検討のお客様は保証に入っておいた方が良いかと思います。