iPhone7 水没雑談③
ここで改めてさっきの画像を下に持ってきます。
よく見てみて下さい。リンゴマークの上辺りや、
画像右上あたりに水滴がついてますね。
またそれとは別で、端末の縁のあたりに、
黒いテープ状のものがついています。
はい、このぶよぶよしたテープが、その防水性を保つための両面テープなんです。
この防水テープ実は6sにも採用してたのですが、それはまた別の話で。
実はこの両面テープ、劣化するんですよね。
徐々にベトベトに溶けていくんです。
それにより密着性能が徐々に下がっていき、
防水としての機能を果たせなくなってしまう と言った感じです。
その結果が今回の水没端末なんですね…。
…いやいやそれじゃなんのための保護等級なんだ!と思いませんか?
…実際これ割とガバガバなんです。
保護等級IPX8を謳ってるGalaxy S7をiPhone7とセットで同じ条件で水没させて、
IPX7のiPhone7が勝っちゃったなんてのもあるくらいですし。
結構抜け道だらけなんです!ていうか抜け道しかありません!
水中で使うことを目的とした製品を除いて、
精密機器は水周りで使わないことをオススメいたします。
と言った感じで今回の記事はこの辺で!
あ、では最後にIPコードの8,9に関する話をちょこっと。
IPX8は その端末の使用が想定される最大の深さにおいて、水没することがない、 基準は機器やメーカーの判断で設定される。
と言った感じですね。
では、IPX9とは…?
高圧高温洗浄機の噴射水からも保護 です。
当然ですが、高圧高温洗浄機というのは家庭用スチームとかそういうレベルではありません。
業務用ケルヒャーと考えて頂けると良いかと思われます。
水没以前に破損しますわ。
ちなみにそのIPX9クリアとなりますと、防水スマートフォンカバーでそういうのがいくつか出ていますので、
是非ネットでググってみてください!
では今回はこのへんで!