やはり iOS13 のバッテリー消費は異常だ

2019年12月25日更新

スマホ修理ジャパン池袋店スタッフDです!

 

先日新iOS13.2がリリースされました。
既に皆様ダウンロードはしておりますでしょうか?

最近のお客様は、すぐにアップデートをしてしまう傾向にあります。
お持ち込みされる端末の殆どがOS12以上に挙げている方ばかりです。

今のiPhoneにはOS11以降は上げない方が良いんですよね・・(;^ω^)

何故上げない方が良いのか、それは、バッテリーの消費量が増加してしまうからです!

その証拠に、とある記事で、「バッテリーの持ちを比較してみた」という事でご紹介します!

 

 

iOS13.2のバッテリー持続を5モデルのiPhoneでチェック

iOS13.1.3 iOS13.2 バッテリー比較 iAppleBytes/YouTube

iAppleBytesは、公開されたばかりのiOS13.2とiOS13.1.3でiPhoneの動作速度を比較した動画に続き、バッテリー持続時間の比較動画を公開しました。

バッテリー持続時間の比較対象となるのは、ディスプレイの明るさなどの条件を揃えたiPhone SE、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XRの5モデルです。

各モデルとも、バッテリーの最大容量は新品時と同じ100%の状態です。←ここ重要!!

バッテリーテストには、ベンチマークテストアプリ「GeekBench」のバッテリーテスト機能を使っています。

 

iPhone XRが驚きのバッテリー持続時間を発揮??

iOS13.2では、iPhone SE、iPhone8、iPhone7、iPhone6sの4台が3時間余りでバッテリー残量が0になりました。

iOS13.1.3 iOS13.2 バッテリー比較 iAppleBytes/YouTube

バッテリーの持ちの良さが特徴のiPhone XRは、6時間25分経過後にバッテリーが0になりました。

iOS13.1.3 iOS13.2 バッテリー比較 iAppleBytes/YouTube

バッテリー持続時間に大差なし

iOS13.1.3 iOS13.2 バッテリー比較 iAppleBytes/YouTube

各モデルの動作時間は以下のとおりで、iOS13.2でバッテリー持続時間が延びたのはiPhone6sだけでしたが、逆に短くなったモデルでも差はわずかです。

iOS13.1.3 iOS13.2
iPhone SE 3時間04分 3時間03分
iPhone6s 3時間23分 3時間24分
iPhone7 3時間28分 3時間15分
iPhone8 3時間20分 3時間15分
iPhone XR 6時間33分 6時間25分

 

バッテリーテストの動画はこちらでご覧ください。


引用記事 : iPhoneMania

https://iphone-mania.jp/news-265231/

 

 

XRが驚きの持続時間??ちょっと待てよ・・・・

この記事をご覧になった方、騙されてはいけません。

XRが5モデルの中で一番持ちが良かったと書かれていますが、まず普通考えてみてください。

 

iPhoneXRに組み込まれているのはA12 Bionicチップです。
このチップはiPhoneXSやXsMaxと同じCPUになります。

これは、iPhone7と比べてしまうと、A10とA12では性能差が3倍以上違います。
そのチップを搭載している物と比較しても、「そりゃー持ち良いでしょうよ」ってなりますw

というか、持ちがある程度持続しないと問題です。

逆に言えば、iPhone7までの機種でアップデートしてしまうと3時間程度しか稼働できないという結論になります!

何故ここまで持続が違うのか?
その理由は、OS13に組み込まれているプログラムの量の問題です。

 

 

消費電力の増加はCPUへの負担が原因??

本来、iPhone7で言えばOS10がデフォルトで組まれています。

OS10とOS13では、仕様自体が異なる物であると共に、使用できる機能も全然違います。
A12チップでは、CPUに掛かる処理の負担はそこまで大きくないでしょう。

しかし、A10チップまでのCPUでは、当初設計された処理能力の限界まで発揮しないと
処理に時間が掛かるのと、その際にCPU負う負担がかなり大きくなります。

OSを上げていけば、セキュリティーが強化され、動作も軽くなることがあるので
アップデートが全く悪い訳ではありません。

しかし、動作が軽くなっているように見えて、CPU側では、演算処理に負荷が常にかかっているので、その分体力を大きく消耗します。
これがバッテリーの消費電力の増加の要因となっています。

 

当店でもバッテリー交換される方の殆どがOS12以上にアップデートしているユーザーばかりで、
OSを上げた途端急にバッテリーの持ちが悪くなったと言われるお客様が多くいらっしゃいます。

 

この比較してみた記事が、OSを上げた場合のデメリットの検証実験の様に私は捉えていたので、
アップデートした場合の代償はかなり痛手であるのが分かるかと思います。

OSを上げる際は、iPhone7までの機種は、無理に上げない方が賢明です。
iPhone7系までであれば、OS11程度にとどめていた方が良いでしょう。

ダークモードは使えませんが、これは有機ELの焼き付き防止や有機ELの発光を抑えて節電する為の物なので、有機ELではない機種にはあまり恩恵がありません!!!

なので、OSを上げてもあまりメリットが無いのと、予期せぬ不具合も起こす可能性がありますので、気を付けてください!!

 

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