iOS13.3/iPadOS 13.3などのベータ2とパブリックベータ2が公開
スマホ修理ジャパン渋谷店スタッフTです。
Appleから、iOS13.3、iPadOS 13.3、tvOS 13.3、watchOS 6.1.1のベータ2の開発者向けリリースがありました。同時に登録ユーザー向けパブリックベータ2の提供もされました。現地時間11月12日、先日11月5日のベータ1から1週間でのリリースとなりました。
一般向けとしては11月7日に公開されたiOS13.2.2とiPadOS 13.2.2が最新版となります。
個人的には、iosによる様々な不具合を耳にして以来、実はアップデートを見送っていますので、今回も修正内容が気になるところです!
ios13.3における追加機能
ベータ1では、マルチタスク中にバックグラウンドのアプリが強制終了・再起動する不具合が修正されていました。
この不具合は、一部ユーザーのデータ通信ができなくなる問題と合わせてiOS13.2.2で既に修正されています。
そのほかベータ1の時点で以下の変更がありました。
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- 通信の制限 「設定」アプリの「スクリーンタイム」に、新たに「通信の制限(Communication Limits)」の項目が追加されました。同項目では子どもたちが休止時間中や一日を通じて連絡を取り合える相手を管理することができ、保護者が子どもの通信相手をコントロールできるようになります。世界中の人といつでもコミュニケーションが取れる便利で自由な時代ですが、その便利さ自由さが危険と隣り合わせになってしまうこともあります。子どもの安全を守るためには色々な制限を機能として追加していくことが、とても重要になります。
- ミー文字/アニ文字のステッカーを非表示に 「設定」アプリの「一般」の「キーボード」に、絵文字キーボードにおいてミー文字およびアニ文字を非表示にするオプションが追加されています。絵文字やステッカーはどんどん進化して楽しみ方も広がっていますが、そもそも使わない人にとっては表示すら必要のない機能であることもうなずけます。一人一人に合った使い方ができるように今後も本当の進化が期待されます。
- Apple Watchアプリのアイコン Apple Watchアプリのアイコンのデジタルクラウンの部分が、これまでは「黒」だったのが「グレー」に変更されています。機能についての修正が大きく取り上げられる中、色の話題は珍しいように思えます。ですが、ほとんどのユーザーが使い勝手の善し悪しを感じるのは視覚の役割が大きく、色の変更は機能性にも大きく影響を与えることでしょう。
Safariが物理セキュリティキーに対応、各種Webサービス利用時のセキュリティを強化
iOS13.3/iPadOS 13.3ベータ2のリリースノートでAppleは、SafariがNFC、USB、Lightning、FIDO2準拠の物理セキュリティキーに対応した、と発表しています。
従来の認証では、SMS(ショートメッセージ)などを活用した2段階認証が行われていました。しかし、この方法では毎回の2段回目にSMSでセキュリティコードを受け取り、ログイン画面で入力するといったかなりの手間がかかります。
これを解決するために開発されたのが、「物理セキュリティキー」です。物理セキュリティキーは、物理的な鍵のように使用され、USBポートなどに差し込んで使うセキュリティデバイスです。これを持っていれば自動的に認証がされるといった仕組みで、パスワードや認証コードによるログインと比べて、フィッシングやなりすましのリスクを低減できるとして、企業ユーザーなどで導入が進んでいます。
Safariが物理キーに対応したことで、各種Webサービスへのログイン時のセキュリティを強化することができます。
iPhoneやiPadで利用できる物理キーとしては、スウェーデンのYubicoが、LightningとUSB Type-Cに対応した「YubiKey 5Ci 」を販売しています。
日本でも、Amazonで約1万円で購入可能とのこと、二段階認証の手間や物理的な鍵という安心感を考えると、購入する方も増えていくことが見込まれます。
引用記事:iphonemania
https://iphone-mania.jp/news-266317/
https://iphone-mania.jp/news-266324/