初代iPhoneとの比較動画が話題に!
スマホ修理ジャパン渋谷店スタッフTです。
今では多くの人の生活に欠かせなくなりつつあるスマートフォンは、新機種の発売の度に新機能やデザイン、そしてサイズが比較されてきました。その中でも、特にその進化の歴史が注目されているのがappleのiPhoneで、これまでも前機種や歴代機種との比較をいろいろなメディアが取り上げています。
iPhone11 Proは、iPhone11やそれ以前の機種とだけではなく、他のメーカーの高性能スマートフォンと比較される機会も多いですが、この度YouTuberのMKBHD氏が初代iPhoneと比べ、その動画が話題になっています。動画では、最新のiPhone11 Proと2007年に登場した初代iPhoneの外観からカメラ性能の比較まで、細かく解説されています。一つ一つの違いを見ると、12年間でiPhoneがどれだけの進化を遂げたか実感できます。
大きさは約1.7倍に
はじめに補足情報として、この動画に出てくる初代iPhoneは、通信方式の関係で日本では販売されていません。ですが、ディスプレイの大きさや解像度は、日本に初上陸したiPhoneであるiPhone 3G/3GSと同じです。
さて、初代iPhoneとiPhone11 Proを並べてみるとサイズの違いは一目瞭然です。それもそのはず、iPhone11 Proのディスプレイが5.8インチであるのに対し、初代iPhoneのディスプレイは3.5インチです。
iPhoneのディスプレイは、確かに少しずつ大きくなっていきましたが、12年でこれほどサイズが変わっていたとは驚きです。
ディスプレイ解像度
初代iPhoneの解像度は320×480ピクセル、iPhone11 Proは2,436×1,125ピクセルです。
数値の違いもさることながら、実際に見てみるとRetinaディスプレイがいかに綺麗か実感出来ます。
充電コネクタとイヤホンジャック
初代iPhoneには、本体上にイヤホンジャックがあります。
イヤホンジャックはiPhone7で廃止されましたので、以降の機種にはありません。
充電コネクタの形も大きく変わっています。
初代iPhoneの充電には、Lightningコネクタよりも幅広い形をした30ピンDockが使われていました。
カメラ性能
動画の後半に取り上げられているのは、カメラ性能の違いです。
初代iPhoneにはインカメラがなく、200万画素の小さな背面カメラがついているだけで、フラッシュや動画撮影機能もありません。
それでも良い環境が整っていれば、比較的綺麗な写真の撮影が可能と言えます。
しかし、暗い場所や動く被写体といった厳しい条件でも、高性能のカメラに引けを取らない美しい写真が撮影できるiPhone11 Proに、Appleが12年間積み重ねてきたiPhoneの進化が見て取れます。
引用記事:iPhone mania
進化と引き継がれる思い
2007年1月9日、サンフランシスコで開催されたMacworld 2007で、apple初の携帯電話「iPhone」が発表されました。
「電話の再発明」というフレーズは衝撃を持って受け入れられ、物理キーをソフトウェア化したデザイン、マルチタッチスクリーンによる直感的操作や、インターネットブラウザやiPod、Google Mapを搭載した携帯電話として世界的に話題となりました。
初代iPhoneはApp Storeから好みのアプリをダウンロードすることも、コピー&ペーストもできず、決して安定性や使い勝手に優れていたとは言えませんでしたが、世界中のアップルファンはもちろん、テクノロジーやガジェットに興味のあるユーザーたちがiPhoneに注目しました。
今でも、スペック以上に初代iPhoneの希少性が評価されており、オークションで約150万円で落札されるなど歴史的存在となっています。
12年間で大きな進化を遂げたiPhoneですが、愛され続ける秘訣は初代から引き継がれる思いにあると言われています。発表の時に「電話の再発明」という言葉を使ったように、全く新しい何かを作り上げるのではなく、時代とともに進化を続けていくこと。常に話題になる革新的とも思えるデザインやカラーが、それでもすぐに広く受け入れられるのは、この気持ちに共感する人が多いからではないでしょうか。