新型iPhone12では耐水性が更に向上か。
iPhoneの水没が減るかも…?
こんにちは。
スマホ修理ジャパン川越店です。
iPhone7より続く、水に対する耐性を高める試みに今秋発表予定のiPhoneも追加されるようです。
その実力は、どうなんでしょう。
一応、記事の中で触れられている噂では…
水深4メートルのなかで30分間
…くらいの耐水性と言われています。
どうなんでしょうね?
修理屋さんは毎日のように水没したiPhoneを見ているので余計に懐疑的になっているだけかもしれませんが、こういった耐水性を示すことで大いに勘違いをしているユーザーが多くなっている気がします。
たとえば「防水」であれば「防いでいる」わけですから、本体に影響が出ることはほぼ無いのでしょう。
しかしiPhoneは全て「耐水」なので「耐えている」わけです。
あくまで頑張っている、わけです。
想像してみてください、水に耐える健気なiPhoneの姿を。
…気楽に水場に持ち込もうとは思えないですよね。
またスタッフ個人の感想になるのですが、使用している年数が増えるほど耐水性は落ちていくと感じます。
大抵の耐水をうたう機器では、ゴム製の分厚いシール材でしっかり隙間や穴を塞いでいるものですが…
iPhoneでは画面とフレームの結合部に薄いガスケットシール、スピーカーや充電端子付近にシール材、といった感じです。
そのガスケットシールも加水分解でドロドロになっている物も多く、効果的ではないな…と感じます。
なのであくまでiPhoneの耐水性は新品で最高の環境の水に落とした場合に多少は耐えられるよくらいです。
それでもiPhone6時代にくらべればとても進化していると思うのですが…
ユーザーの理解度と製品としての完成度に差が生じているのが現状かな、とも。
そんなことを考えながらiPhone12の登場を楽しみに待つスタッフでした。