iPhoneの秀逸なカメラ。
こんにちは。
新宿店スタッフです。
皆さんはスマホで写真、撮りますか?撮りますよね。
今やカメラといえばスマホについているものなんて勢いで認識されています。
中でも全体数が多いiPhoneはプロも認めるほどの写りと表現力を持っていて…何気なく使いやすい、いわば名機です。
そんな素晴らしいカメラも様々な原因で壊れます。
中でも衝撃に弱く、更にスマホの角の部分に位置するため衝撃を受けやすいパーツの一つです。
もちろん、設計上ある程度は考慮されていると思われます。
(カメラユニットの周りに少しだけ空間があるのも、恐らくそういう意味があるのでしょう)
しかし精密機器の代名詞であるカメラが…
同じく精密機器の代名詞であるスマホに搭載されている以上、故障は避けられません。
当店でもよく修理の御依頼を頂きます。
そして修理後に取り出したパーツを観察していると様々な発見があります
同じように見えるパーツでも、細かな違いがあって…例えば
このiPhone6sのレンズと…
このiPhone7 plusのレンズ。
形が違うのは当たり前として…面白い違いはレンズの色です。
上の写真は撮った環境がそれぞれに違うので、多少のことは隅に置いて頂いて…
iPhone6sのレンズに反射した光が黄色や白けた紫に見えるのに対し
iPhone7plusのレンズに反射した光は青と緑に見えるかと思います。
「だからなんだ」というのは、まだ早いです。
私達が普段何気なく使っているガラスレンズには光の乱反射を防ぐためにコーティングが施されているものが殆どで、写真機のレンズはもちろん、望遠鏡、メガネにも付いています。
(ブルーライトカットも、そのうちの一つです)
主な役割はレンズを通る光が乱反射するのを防ぎ正確な色を再現し描写を整える。
このコート剤が変わると物の立体感や明暗の差がハッキリとし、表現力に繋がります。
その点で6sから7の1世代分でiPhoneのカメラが進化した事がわかります。
「なんかiPhone7のカメラって外からだと紫っぽくみえるよね」
なんて思っていた方、その目は確かです。
レンズに施された工夫が見えている証拠です。
そんな小さい技術の塊を修理しているんだなあ…
なんて感慨深い気持ちになりながらイマイチまとまりのない今日のブログを締めたいと思います。