ノッチソッチドッチ。

by shinjuku · 2018年5月6日

2018年は3億台のノッチありスマートフォンが購入されると、調査企業Counterpointが発表しました。今年売れるデバイスの19%、実に5台に1台がノッチありデザインとなる計算になります。

中国ベンターHuawei、Oppo、Vivo、Xiaomiが販売するノッチありディスプレイ搭載デバイスは、2018年に1億台を超えるといわれています。

「（ノッチありデバイスのうち）55%をAndroidスマートフォンが占め、多くのOEM企業がフラッグシップ機にノッチありディスプレイを搭載してくるだろう」と、Counterpointはコメントしています。

今年販売される3億台のノッチありスマートフォンのうち、AppleのiPhoneが残りの45%を占めるといわれています。Appleは次世代iPhoneにもノッチありデザインを採用するとみられています。

AppleのiPhone Xは、数年前からAndroid企業の間ですでに持ち上がっていたとされるノッチのデザインを初めて市場に打ち出し、成功を収めました。

その後、Androidデバイス企業が次々とノッチをコピーし、Androidにノッチの嵐が吹き荒れる状態となりました。

しかしながら、あえてノッチなしでフラッグシップ機を展開する企業も中には登場してきており、ノッチのトレンドがこの先どこまで続くのかは不透明な状態となっているようです。

ベゼルレスデザインになった時の衝撃は(良くも悪くも)大きかったのですが、このノッチの処理については「まあ、そうなるよね」という感じで妥当だという印象しか受けませんでした。

今はノッチの左右にアイコンを置くことで無駄を無くしていますが…
ディスプレイ側にカメラとセンサーとスピーカーをどうやって設置するか？
…という物理的な問題を解決するアイデアが、これから沢山出てくると思います。

個人的にはノッチよりソッチの方が気になるなあ、そう感じる新宿店の今日このごろでした。