中国のApple不買運動本格化?
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現在米中に国家間で起こっている貿易戦争の中で、過熱化している不買運動。
アメリカや日本等の欧州でHuaweiの締め出しが行われている中、中国では自国のメーカーHuaweiを擁護する声が飛び交い、更には、アメリカに対する報復ともとれる不買運動等ボイコットする動きが活発化し始めてきました。
先日Huaweiの最高財務責任者(CFO)孟 晩舟(もう ばんしゅう)氏がカナダで拘束されたことをきっかけに、中国企業の間でHuaweiをサポートする気運が高まっていると報じられています。
中国企業、Huawei製品購入に補助金〜Appleをボイコットする動きも
様々な形で企業がHuaweiをサポート
多くの中国企業は、従業員のHuaweiデバイスの購入に対して、購入価格の10〜20%の補助金を出している、とNikkei Asian Reviewが伝えています。中には購入されたデバイスの全コストを支払う企業もあるとのことです。
ソーシャルメディアでの動きも盛んで、20社を超える中国企業がHuawei製品の支持を表明しているとされています。なお、サポート製品の対象にはHuaweiのビジネス管理システムも含まれるといわれています。
中国企業の中には独自のHuaweiサポート企画を起ち上げるものも存在し、Huawei製品の購入を証明できるレシートの提示で、従業員は購入価格の30%相当のアルコール飲料が無料でもらえるとのことです。
Appleをボイコットする動きも
HuaweiのCFO拘束事件の背後にはアメリカがいるとされていることから、Apple製品のボイコットが行われていると報じられています。
深センのある機械企業は、従業員からAppleデバイスを取り上げると脅し、命令に従わない者は解雇される可能性さえあるといわれています。また、Apple製品を購入する従業員に罰則を与えるというテック企業も存在するようです。
貿易摩擦が活発化、戦争状態の中今後の両国の動向は?
今現在、両国の貿易戦争の影響で様々な問題に中国は直面しています。
現在中国で倒産500万件、失業1000万人という失業者を出し、米中貿易戦争影響がかなり中国の国民に影響を及ぼしている状態が続いています。
打撃を受けているのはアメリカよりも中国側にかなりのダメージがある様に伺えます。
アメリカにもある程度のダメージはあるでしょう。
例えば、今後この運動が続けば、中国に何かしらの制裁があったとしましょう。
そうなると、中国はアメリカ製品の締め出しやボイコットをすることで仕返しのような報復が繰り返されて、アメリカは中国を製品の生産拠点から退く事も考えられ、更に失業者は増えていく一方になります。
両国の摩擦が収まらないと、中国国民に大きなしわ寄せが起きる可能性が高いかもしれませんね(あくまで個人的見解です)
今後も両国の動向から目が離せない緊張状態が続きそうです。
参考記事 : iPhone Mania