コロナウィルス(COVID-19)はあなたのiPhoneにも…
コロナウィルス(COVID-19)はあなたのiPhoneにも…
流行拡大が続く新型コロナウィルス
日本でも外出自粛要請、各種対策が行われておりますが…
都内の感染者数の推移は上がったり下がったり。
オフピーク通勤、テレワークなど
仕事をする上で様々な努力が必要な昨今において
更に存在感を増しているスマートフォン
その中でも抜群の知名度、利用者数を誇るのがiPhoneです。
【手で触り、顔の前にあるiPhone】
iPhoneは手で触り、指で操作し、時には顔に近付けます。
コロナ対策において有効と言われている
・手指を清潔に保つ
・手で顔を触らない
この二点、意外とスマホを触っていると…
自然な動作でやってしまうものです。
コロナウィルスは人体に付着する以外にも
物、つまり物質の上でも生き永らえます。
(…iPhoneにもコロナウィルスが付着しているかもしれません。)
その期間は付着した対象物により左右されますが
最長で3日以上、感染力を保って存在することが出来る。
という報告もあり、中々どうして神経質に成らざるを得ません。
【絶対に必要なのに、どうしたらいい?】
まず画面を清潔に保つ必要があるでしょう。
ガラス面でコロナウィルスが生存する期間は正確に把握されていません。
もちろん、この生存期間の定義には
・どの程度、病原体が付着しているか
・その環境が病原体にとって快適であるか
が関わってくるので、いずれにしても断言は出来ません。
しかし触る頻度を考えたときにガラス面がダントツなのは言うまでもありませんね。
コロナウィルスはエンベロープ(膜)を持つ病原体です。
同じくエンベロープを持つインフルエンザのように
・適切な濃度のエタノール
・次亜塩素酸
により感染力を奪うことが出来ます。
つまりiPhoneの画面はエタノールや次亜塩素酸で拭き取ると効果的。ということですね。
【iPhoneは守れても、菌は殺せない…?ケースの罠】
次に気になるのは多くの手指が触れる部分
スマホの背面や側面でしょう。
ここで問題になるのがケースの存在です。
多種多様なケースがあり、それもiPhoneの魅力の一つですよね。
しかし実はケース表面や内側(iPhoneと密着している部分)は
通常時でも細菌の温床になりやすく、注意が必要です。
iPhoneを強固に衝撃や落下、水分から守ってくれるケース
特に凹凸があるものやデティールが細かいものがありますよね。
その凹凸の部分には汚れが溜まりやすく簡単に拭き取れません。
また合皮や帆布製の手帳型ケースなどは物理的に「拭き取る」動作が難しいものもあります。
繊維が噛んでしまってスムーズには拭けませんし、接着剤が使われていると丸洗いも出来ません。
ケースに使用される樹脂やシリコンは金属に比べるとウィルスの生存期間は短いと言われていますが、それでも注意が必要です。
【じゃあ水洗いしちゃおう!耐水機種なら大丈夫?】
結論から先に書きます。
絶対にやめてください。
iPhoneの中にも耐水機種はありますが
水洗い、石鹸・洗剤を使用しての洗浄は絶対にダメです。
iPhoneの耐水構造は比較的、簡易的なものです。
新品未使用品であればある程度は耐えるでしょう。
しかし使っている期間、使い方、消耗度により
最初の頃の耐水性が失われている可能性が高いからです。
もう一度、言います。
iPhone(精密機器)を水洗いしないでください。
【じゃあどうしたら…】
とにかく消毒に有効な液体を含ませた不織布(またはティッシュ)で拭き取ることです。
水滴が残るほどビチャビチャだったり直接エタノールをiPhoneにかけるのもNGですからね!
また外出先では
スマホやiPhoneの使用頻度を最低限にする。
スマホやiPhoneを触った後で目をかかない、顔にさわらない、鼻を拭わない。
くしゃみ、咳をするときにスマホで抑えない。
など所作にも気を付ける必要があるでしょう。
とにかく
減菌!
殺菌!
消毒!
手洗い!
うがい!
その中にスマホやiPhoneを綺麗に保つ心をもって使う必要がありそうですね。
と、修理屋さんが思うコロナウィルスとiPhoneの関係についてでした。