どんどん佳境に…Huawei騒動の行方は。

こんにちは。
スマホ修理ジャパン池袋店です。

毎日のようにテックメディアで取り上げられる
Huaweiを中心とした米中テクノロジー冷戦の様相。

今度は本体の機能、利便性に必要な要素を担う
SDカードや無線LAN規格の標準化団体からHuaweiが除名された。と

iPhone maniaさんが報じています。

 

Huawei、SDカード、Wi-Fi、メモリ標準化団体から脱退

Huawei締め出しの動きが日に日に激しさを増しています。メモリカード規格を策定するSDアソシエーション、無線LAN標準化団体のWi-Fi Allianceが、Huaweiを除名したことがわかりました。

今後はmicroSDカードを使えない

SDメモリカードを共同開発した東芝、松下電器産業(現パナソニック)、SanDisk(現Western Digital)が2000年に設立したSDアソシエーションは、SD標準規格を策定する規格団体です。規格にはSDメモリカードを中心に、各種データを共通に扱えるようにするアプリケーション規格、ホストデバイスの開発を支援するホストコントローラ規格、機能拡張が容易に行えるSDIO規格なども含まれます。

この会員リストから24日、Huaweiの名前が外されました。つまりHuaweiが今後発売するスマートフォンでは、SDスロットを設けることも、microSDカードを使用することもできなくなります。

Huaweiは現行のmicroSDカード対応スマホについては影響がないとコメントしています。

数年前から独自規格のカードを採用

ただし米メディア9to5Googleは、SDアソシエーションからの締め出しは、Huaweiにとってそれほど大きなダメージとはならないと指摘しています。

というのも同社は数年前から自社スマホ、特にフラッグシップモデルについては、microSDに代わり同社独自の規格「NanoMemory」カードを採用しているからです。

2団体から脱退

無線LAN製品の相互接続性を推進するWi-Fi Allianceも、Huaweiの参加を「一時的に制限」したと報じられています。またHuaweiは、米産業安全保障局が同社を輸出規制対象リストに追加したのち、半導体や電子部品の標準化を推進する団体JEDECから自主的に脱退しています。

この2団体からの脱退ついては、技術を使えないのではなく、「標準化策定に参加できない」ことを意味します。

Huaweiに対し吹き荒れる逆風

GoogleによるHuaweiへのサービス供給停止が明らかになってからというもの、日本ではソフトバンク、KDDI、NTTドコモの大手キャリア3社がHuaweiの最新スマホの予約受付停止や発売延期を発表。イギリスでは大手通信キャリアEEのおよびVodafoneが、近く開始する5GサービスからのHuawei締め出しを明らかにしました。

またソフトバンク傘下のARMがHuaweiとの取引停止を発表したほか、アマゾンジャパンはHuawei製品の直販を停止しています。

引用元:iPhone mania

 

記事中でも触れられていますが、これによりHuaweiはSDカードの搭載を諦めなくてはいけません。

かつてコンパクトメディアが各社の独自規格だった頃ならまだしも…
どの端末にも分け隔てなく刺さるSDカードが当たり前になった昨今において、大きなハンデでしかありません。

Android端末の大きな魅力でもあるデータの自由度はなくなります。
(といってもHuaweiはAndroidすら使えない可能性がありますが…)

ただHuaweiは数年前から独自規格メモリーカードを搭載しているらしく
従来のユーザーにはそれほど影響はないとも書いてあります。

本当でしょうか?
少なくとも日本では格安SIMの付属品というイメージが強く他機種からの乗り換えも多いHuawei製スマホ。

またWi-Fiの規格団体からも除名を受けたようですが、こちらは一時的な除名ということで全くWi-Fiが使えなくなるという直接的なものでは無いようです。

しかし、こんなにも追い詰められた状態…
ストラテジーゲームなら完全に詰みです。

これはゲームではなく現実…

どう受け止めれば良いのか?
ユーザーの最適解は見つからないままです。

ikebukuro

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