【米国】Apple Musicが現在停止中。
大規模なデモ行為に対し、Appleブランドとして反応を示した形です。
Apple Music停止。便利なストリーミングサービスを止めることが”文化”になる。
ニュースでご存知の方も多いかと思いますがジョージ・フロイド氏暴行死を受けた抗議のためです。先日6月2日、全米の音楽業界が実施するストライキ「Blackout Tuesday」に賛同した形であり、サブスクリプションサービスに契約している人は、以下のように表示され、自分のライブラリ以外の曲は聴けず、 #TheShowMustBePaused に賛同する特別プログラムを聴くことができます。
今回アップルは、ユーザーがお金を出して契約しているサブスクリプションサービスを停止するというビジネスでは考えられない行動をとりました。そこで何が起きたかというと、使えなくなったことに文句を言っているユーザーももちろんいますが、今回の対応に共感するユーザーも出ています。
普段は利便性から使われているサービスに、合理的ではない人間らしい顔が見えた瞬間です。
今回のような不便になる行動を起こすことで、「文化」感が生まれました。ツルッとした顔の見えないサブスクサービスでさえ、あえて不便にするイベントを行ったことで、手触り感も強いメッセージを伝わりました。サービスブランドであっても、ユーザーに不便な体験をともにしてもらうことで、文化となっていく道をアップルが示してくれました。
ビジネスを一時中断しても非難されようとも 伝えたい言葉・届けたい言葉がある。
そういった意思の感じ取れる強い行動だったのでは無いかと感じます。
現在アメリカで起きている暴動に、黒人は必ずしも賛同しているわけじゃない。むしろ彼らの多くはもっと「マシな方法」を模索しようとしている。
悲劇を止めるのは暴動じゃない。#BlackLivesMatter pic.twitter.com/ohBURhDxjn
— LiT|翻訳キュレーター (@LiT_Japan) June 1, 2020
この動画を一度ご覧になって下さい。
悲しみと怒りが混ざり合っていて何とも思えない気持ちになります。
同列に並べるのはおかしいかもしれませんが日本は最近SNSに関する事件で問題になっています。
共通して言えることが 他者を思いやる気持ち かと個人的に思います。
全世界の人も動物も植物も環境も全てが皆等しく、愛おしい存在。
泣いたり、笑ったり、怒ったり。
それを共有出来る世の中になることを一人間として願います。