「iPhone SE 2」で 期待される出荷台数増
電車に乗っているとき、フッと自分のスマホから目を上げて辺りを見回すと、やはり私と同じように携帯電話やスマートフォンを見ている方がとにかく多いです。
それもそのはず、今は本当に何でもできてしまいますから。ひと昔前なら、「携帯ばっかり見て、、、」と呆れられることもあったかと思いますが、仕事や勉強もスマホで出来てしまうし、国の推進するキャッシュレス決済も出来てしまう、多くの人の生活に欠かせないものになっています。
そんな中、気になるニュースが飛び込んできました。
出荷台数が過去最低
MM総研によると、2019年度上期の携帯電話端末出荷台数(スマートフォンとフィーチャーフォンの合計)は1,461.5万台で、前年同期比5.8%減となりました。
この台数は、MM総研が2000年度に統計を取り始めて以来、半期別出荷台数として過去最低となりました。
総出荷台数のうち、スマートフォンが1,286.1万台(前年同期比7.5%減)で、全体に占める割合は88.0%(前年同期比1.6ポイント減)です。
一方、フィーチャーフォンが175.4万台(前年同期比8.3%増)で、半期別出荷台数として過去最低となった前年同期から増加しています。
また、SIMフリースマートフォンの出荷台数は137.4万台(前年同期比2.3%増)で、スマートフォン出荷台数の10.7%(前年同期比1.0ポイント増)を占めています。
スマホシェア1位はiPhone、半数弱のシェア
2019年上期のスマートフォンのメーカー別出荷台数シェア1位はAppleで、シェアは44.6%でした。
2位以下は、シャープ、Samsung、ソニーモバイルコミュニケーションズ、富士通コネクテッドテクノロジーズと続いています。
低価格の「iPhone SE 2」に期待
国内スマホシェア1位のAppleについて、精度の高い予測で知られるTF International証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が投資家向けに公開したメモで、低価格ながら高性能の「iPhone SE 2」と次期iPad Proに関する予測を明らかにしました。
「iPhone SE 2」と呼ばれる廉価モデルについて、クオ氏は以前の予測内容を改めて公開しています。
- iPhone8と似た外観で、4.7インチディスプレイとTouch IDセンサーを搭載
- iPhone11シリーズと同じA13プロセッサを搭載
- RAM容量は3GB(iPhone11シリーズは4GB)
- ストレージ容量は64GBと128GB
- 本体カラーはスペースグレイ、シルバー、レッド
- 価格は399ドル(約43,300円)から
3Dセンサー搭載のiPad Pro
クオ氏によると、次期iPad Proは背面に立体物の認識性能に優れたToF(Time of Flight)方式の3Dセンサーを搭載し、2020年前半に発売される、とのことです。
3Dセンサーを搭載したiPad Proが2020年前半に発売、という予測は、Bloombergのマーク・ガーマン記者が最近報じた情報とも一致します。
2020年3月に発表か?
クオ氏は、Appleのサプライヤーなどに独自の情報網を持ち、予測を何度も的中させています。
最近発売された製品では、シザー式キーボードを搭載した16インチMacBook Proについての予測が的中しています。
クオ氏が「iPhone SE 2」と次期iPad Proについて、以前の予測を繰り返すということは、予測内容にかなりの自信があると考えられます。
Appleは、3月にイベントを開催して新製品を発表することが多いため、「iPhone SE 2」や次期iPad Proは2020年3月に発表される可能性があります。
これだけ普及しているので新しく購入する人が減るのは当然ですが、新機種の高額化で手が出ずに買い替える人も減っているのが現状のようです。Appleだけでなく、下降気味の国内携帯電話・スマホ業界にとって明るい話題となることを期待します。
引用記事:iphonemania
https://iphone-mania.jp/news-266582/
https://iphone-mania.jp/news-266570/