Softbankの通信障害。原因は凡ミス!?
昨日お昼過ぎに突如として発生したSoftbankのキャリアで契約されている端末が「圏外」になる通信障害が世界各国でちょっとした混乱を招きました。
日本では喫茶店などのfreeWiFiを求めて一時期喫茶店の周りに人が集まっていたり、
なかなかお目にかかれない公衆電話を利用する方が多く見受けられました。
Softbankの基地局は日本以外でも世界で11か国に設置されており、
同時刻に一斉に電波が入らない状態となっておりました。
これに対しSoftbankは同社のHPにてコメントを記載しております。
「原因は制御装置のソフトウェア上の不具合」
原因は東京都と大坂に設置されているパケット交換機全機のソフトウェアの不具合とされております。
現在はそのソフトウェアを旧バージョンに戻す事で解決しているとの事です。
「凡ミスによる今回の騒動」
Softbankのパケット交換機、制御装置はエリクソン製の物を使われており、
装置にはこの装置が「本物であるという証明書」の様な物が入っているのですが、
今回の騒動はその証明書の有効期限が切れてしまった事による不具合とみられております。
これは単純にメンテナンス時の確認ミスであったようなのです。
「エリクソンと共同で再発防止を徹底」
影響を受けたサービスは、ソフトバンクをはじめ、同社の回線を使用するY!mobileやMVNO各社のLTE通信サービスのほか、ソフトバンクの固定電話サービス「おうちのでんわ」や無線インターネットサービス「SoftBank Air」です。
ソフトバンクは、影響数については調査中であるとして、「Ericssonと共同で徹底した再発防止に取り組んでまいります」と発表しています。
「通信障害による今後の懸念」
IT社会となっている現在、通信技術の発達により色々なものが便利になり、
ロボットやAIが活躍する場面が多く、今後も何かと便利な世の中になっていくと思いますが、
同時に通信障害などの不具合による事件や事故等も増えていく可能性は無視できません。
自動車も自動運転が一部で導入されており、これが主流となった時に通信障害が発生したらどれだけの被害が生まれるか想像すると恐ろしい物があります。
今後便利な世の中になる分、その安全性も問われる時代になってきているのではないでしょうか。