SHARPが折りたたみ式のOLEDの開発に成功
スマホ修理ジャパン秋葉原店です。
最新のスマホ情報をいくつかお届けさせて頂いておりますが、その内容の殆どが、海外メーカーの機種ばかりで、日本メーカーに対してはあまり情報がなかったので、書いてはいなかったのですが、今回はなんと日本のSHARPが折りたたみスマホ用のOLED液晶の開発に成功したとの情報が入ってきました!
現在折りたたみのOLEDを使用したスマホの発表をしているのは、サムソンやHuaweiと言った中国メーカーです。
ついに日本メーカーもその名前を連なるようになりました。
折りたたみスマホ向け6.18インチOLED
ケータイwatchやITmediaの報道によると、シャープが公開した折りたたみスマホ向けのOLEDディスプレイは、6.18インチのサイズで、アスペクト比19:9、解像度1,440 x 3,040ピクセルです。
展示された折りたたみスマホは、「AQUOS zero」をベースにした内側に折りたたむタイプですが、外側への折り曲げにも対応できるそうです。
すでに製品化の基準満たすも製品化の時期は不明
展示された折りたたみディスプレイは、すでに30万回の折り曲げ試験に合格しており、製品化の基準は満たしているそうです。
しかし、さらに耐久性を高めることや、折りたたみ機構の改良を目指すため、具体的な製品化の時期や内容は不明とされています。
他社にディスプレイ供給の可能性も
シャープの折りたたみスマホに搭載する可能性のほか、他社にディスプレイを供給する可能性もある、とのことです。
2019年に入って、各メーカーが折りたたみスマホを続々と発表しています。
これまでに発表されたものだけでも、1月のCES 2019で展示され注目を集めたRoyoleの「FlexPai」をはじめ、Samsung「Galaxy Fold」、Huawei「Mate X」などがあります。
ここに日本メーカーの名前が連なり、尚且つAppleより先に開発に成功していますから、驚きです。
他メーカーに供給するのであれば、サムソンの独占状態であった有機ELの市場に変化が見られるかもしれませんね。
スマホだけではない!車のナビも曲がる液晶使用か?
スマホ用の液晶だけではありません。
なんとシャープは車載用の液晶も開発しています。
液晶を用いたメーターなどが主流になってきた今の自動車に、曲がる液晶を使ったOLEDのメーターやナビの公開を行っていました。
もし今後、この液晶が自動車に搭載されれば、より近未来感がある車載デザインになりそうですね( *´艸`)
参考記事 : iPhonemania
https://iphone-mania.jp/news-244904/
写真引用 : ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1904/10/news096.html