XRの売り上げ鈍化？期待とは裏腹にも伸び悩み
スマホ修理ジャパン秋葉原店です。
先月の10月26日に発売されたiPhoneXRが発売されて10日程経過しました。
大々的にPR活動も行い、クックCEOもApplestoreに赴く等で注目度・話題性が高かったiPhoneXRですが、ここにきて早くも暗雲が立ち込めてきました。
当初期待されていた程売上が伸び悩んでいるそうです・・・
Apple、iPhone XRの生産増加をキャンセル
サプライヤーは生産台数を最大25%カット
iPhone XRの組み立ては、FoxconnとPegatronの2社が主に担当していますが、Foxconnは用意した60の組み立てラインのうち45程度しか使用していないことがわかっており、1日あたり100,000台少ないデバイス生産となっています。元々予測されていた生産台数よりも20〜25%少ない計算になります。
Pegatronも同じような状況に置かれており、生産を加速させるのを保留しているとされています。
Wistronは第3のサプライヤーとしてスタンバイしていましたが、今年のホリデーシーズン中の生産ラインの稼働は必要ないといわれています。
アナリスト予想ではかなり売れるのではという予想が経っていましたが、予想が外れたようですね・・
ここまで宣伝しPR活動もYouTuberを使ってマーケティングをしたものの、思ったほどの売り上げになっていない様です。
発売当初はそのデザイン性や価格帯にも反響があったにも関わらず、伸び悩んでいるのは何故でしょう？？？
iPhone XRが思うように売れていない理由とは？
AppleはiPhone XSシリーズと比べて廉価なiPhone XRの人気を期待していたようですが、むしろiPhone8とiPhone8 Plusにオーダーが流れているといわれています。iPhone8シリーズは当初、今四半期に2,000万台の生産が予想されていましたが、現在では2,500万台に上ると予測されています。
なお、iPhone8 Plusの主サプライヤーはFoxconnで、iPhone8はPegatronが生産を担っています。
Nikkei Asian Reviewは、「1年前のiPhoneモデルの生産を増やさないといけないという事態は、Appleのイノベーションの欠如と、価格戦略の失敗を意味している」と、厳しい意見を述べています。
参考記事 ： iPhoneMania
https://iphone-mania.jp/news-232292/
・・・なるほど。
ていう事は、そもそもiPhoneXRのデザインうんぬんではなく、iPhoneXシリーズ自体のデザインがあまりウケていないという事かもしれませんね(;^_^A
今までのiPhoneのデザインが使いやすい、馴染みやすい、抵抗がないといった印象が強いのかもしれません。
何せ、ホームボタン自体が採用されているのはiPhone8/8+シリーズまでで、以降は廃止していますからね。
iPhone8シリーズに購入ユーザーが流れるのは、その馴染みのデザインで、且つ、扱いやすい操作性の方がユーザーにとって購入しやすい。値段もお手頃ですしね。
現状iPadの売り上げはAppleが首位にいますが、現在は3位です。
今後ランキングが上がる可能性もありますが、今後の販売戦略的にもデザインの方向性を検討しなおさないといけない時なのかもしれませんね。
