バッテリーの保ちが悪いのは何故??
こんにちわ!!
スマホ修理ジャパン秋葉原店です!!
iPhone修理でのご依頼で一番多いのはもちろん画面割れ修理です。
その次に多いのがバッテリー交換になります。
バッテリーの減りが早い原因とは???
よくお客様で多く言われているのは「2年以上使っていて保ちが悪くなった」
「最近バッテリーの減りが早い」という事で交換を承ることが多いです。
バッテリーの減りが早いのは何故?という疑問があるかと思いますが、ここでは
その問題について主な原因をいくつか解説したいと思います!
原因① サイクルカウントの増加
サイクルカウントとは、簡単に言うと充電する時に中に蓄電された電気量が合計で100%になった回数を意味します。
〇1サイクルとカウントされる方式
1度目に蓄電された電気量50% + 2度目に蓄電された電気量50% = 100%(1サイクル)
つまり充電して100%の表記になった回数ではなく、内部に蓄積された電気量で100%になった回数の事です。
ユーザーの殆どが必ず1度は充電しますが、0%から充電しなければ1サイクルの%にはならないので、翌日充電して1サイクルになります。
この回数が大体400~500回程でバッテリーに付いているCPUがリミッターが働いて蓄積される
電気量に制限をかけてしまいます。
そうなると液晶の表示が100%になっても内部電力は80%に減ります。
さらに制限が掛かっていくと70%、60%と減っていくので、減りのスピードが速くなります。
すぐに電源が落ちる症状は内部電力が10%程度しかない状態で起こる症状です。
原因② アップデートによる消費電力増加
次に原因とされるのがiOSのアップデートによる消費電力増加によるものです。
Apple社は自社で設計開発しているので、バグやセキュリティの対処はandroidに比べると
迅速で早いのも特徴の一つです。
ただし、近年iOSをアップデートするとバッテリーの減りが急に早くなったというユーザーが増えています。この症状は古い機種程目立ってくる症状ではあります。
恐らく6s以降から新機構を取り入れている為か、余計なプログラミングが働いているのか定かではありませんが、それはの処理をするのにCPUの稼働が活発になっているせいで発熱し、消費電力が増加しているのではないかと思われます。
端末が熱くなるのがその証拠、PCでも稼働していたら熱くなりますよね?
それと同じという事です。
原因③ リチウムイオンバッテリーの経年劣化
これまでいくつかご説明させて頂いた2つの原因ですが、単純に充電しないで使えば
大丈夫でしょ?なんて思われる方いるかもしれません。
ですがバッテリーもリチウムイオンも半永久的に使い続けられるものではありません。
充電していないからと言って、2年や3年、はたまた5年も放置していれば劣化します。
またリチウムは熱に弱いので、高温多湿で置いておくとそれだけで放電してしまいます。
iPhoneは放熱性が弱いので、発熱したら内部に熱がこもりやすく、夏場は特に熱くなります。そうなると、放電も早くなり、劣化もし始めてしまい、最終的に使えなくなる可能性があります。
まとめ
ここまでご説明させて頂きましたが、他にも減りが早くなる原因はあります。
今回はざっくりと主な原因のみを解説させて頂きました。
長く使うコツとして・・・
① 充電は60%ぐらいから行い満充電になったらケーブルを抜く
② 高温の場所に置かない
③ OSは常に最新にせず現状支障がないなら現状維持する
④ 2年以上経過したらバッテリーの交換をする
これが長く使えるコツです♪
是非ご参考にしてみてください(^^)/